糖尿病でも糖質制限食なら好きなものをお腹いっぱい食べてもOK、主食の炭水化物を食べない食事療法

糖質制限食は、米、パン、麺類といった炭水化物を抜き、お菓子、芋類、醸造酒など高糖食を制限する食事療法です。カロリー制限による血糖コントロールよりストレスが少なく、ダイエット血糖コントロールがうまくいく人が多いのが特徴です。ダイエットで思うように成果のでない人はおすすめのダイエット法でもあります。糖質さえ摂らなければいいので簡単に始められるのもメリットのひとつです。



肉、魚、大豆、野菜などの低糖食品をメインにとる食事療法

「糖質制限食」は、字のとおり、糖質が多い食品の摂取をできるだけ減らすことによって血糖値の上昇を抑え、糖尿病を改善に導く現代人向け食事法です。ダイエットでなかなか結果がでずに苦労している人にも効果的です。
やり方は、とても簡単で、米・パン・麺といつた糖質が多い主食を1日3食のうち1~3食抜くのが基本になります。それと同時に、糖質が多い菓子・芋類・根菜類・醸造酒などの摂取もできる限り制限し、その代わりに、糖質が少ない肉類・魚介類・大豆食品・葉物野菜などを中心の食事に変更します。

糖質制限食では、低カロリー・低脂肪の従来の糖尿病食とは異なり、血糖値を上昇させる唯一の栄養素である糖質の摂取をいかに抑えるかが最大のポイントになります。カロリーや脂肪の摂取量を厳格に制限する必要がないため、糖質制限食は従来の糖尿病食よりストレスがなく続けやすく、空腹感に悩まされたり我慢を強いられたりすることもありません。従来の食事療法の場合、ひとつひとつカロリー表を見て計算しなければならないのでとても大変でした。

さらに、肉や酒(蒸留酒と赤ワインに限る)も存分に味わえて、見た目が豪華でボリュームのある食事を楽しめます。めんどうなカロリー計算は必要なく、誰でも簡単に実行できます。それでいて、血糖値を低く保ち糖尿病を改善に導く大きな効果が、短期間のうちに得られるのです。最近では、「低糖質唐辛子とんこつラーメン風」
など、味、風味などかなり完成度の高い食品も多数あり、物足りなさを感じることもなくなっています。

食事以外に飲み物や調味料の糖質にも注意する

糖質制限食を開始するにあたってまず食べていい食品(血糖値が上昇しにくい食品)と避けるべき食品(血糖値が上昇しやすい食品)をしっかり頭にいれておかなければいけません。まずは、糖質制限食10項目です。おこの10項目は、糖尿病予備群の人、糖尿病で治療を受けている人、ダイエットに本気で取り組んでいる方の大事な10項目です。

1.たんばく質と脂質を中心にした食事

魚介類・肉類・豆腐・納豆・チーズなど、たんばく質や脂質が主成分で低糖質の食品はしっかり食べてるようにする。

2.糖質は控える

特に、白米・精白パン・メンなどの主食のほか、和菓子・洋菓子・スナック菓子・白砂糖など精製された高糖質の食品は摂らない。

3.主食を食べるなら未精製の穀物を選ぶ

精製された穀物よりも血糖値の上がり方がゆるやかなので、主食をどうしても食べたいときは玄米・全粒粉パン・十割そばなどを選ぶ。

4.飲料は牛乳や果汁を飲まず、水やお茶を飲む

ジュース・清涼飲料水・スポーツドリンクは糖質が多い。牛乳も乳糖が含まれているのでさける( 1日にコップ1杯程度なら可)。豆乳は成分無調整のタイプ選ぶ。
これを機会に少し質のいい水を選ぶのもいいかもしれません。
大学の研究で実証された、高アルカリ天然温泉水 桜島 活泉水で体内の毒素を排出

眼底出血を防ぐ目のためのさらさら血液にする食事療法はこれ!でも紹介されていますが、玄米菜食、腹八分目、水分の摂取の3つが大事なポイントにあげられています。

5.野菜・海藻・キノコ類は適量とり、果物は少量

野菜は糖質の少ない葉物野菜を中心に選び、芋類・根菜類は控える。果物は基本的にさけるが、少量なら可。

6.油はオリーブ油や魚油をとり、リノール酸は減らす。

とりすぎると心臓・脳血管系疾患やアレルギー性疾患を引き起こすといわれているリノール酸が多いサラダ油・コーン油は極力減らし、DHA、EPA、α・リノレン酸、オレイン酸の多い魚油・エゴマ油・オリーブ油を積極的にとる。

7.マヨネーズやバターもOK

調味料はソースやケチャップ、みりんなどは糖質が多いので避ける。マヨネーズは無糖のものを選ぶ。バターはOKだが、狭心症や心筋梗塞などの原因と問題視されているトランス脂肪酸が多いマーガリンはさける。

8.焼酎やウィスキーなどの蒸留酒を適量ならOK

ビール・日本酒・白ワインなどの醸造酒は控える。赤ワインはグラス1杯程度なら可。

9.間食はチーズやナッツ類を中心に適量とる。

おつまみも同様。菓子類やドライフルーツは不可。

10.できるだけ添加物のない安全な食品を選ぶ

糖質制限食を行うさいの具体的なイメージがわいてきたでしょうか?なお、糖尿病には1型と2型がありますが、糖質制限食はどちらのタイプの人でも行うことができます。ただし、糖質制限食はすべての人に向いているわけではないので、以下に当てはまる人は注意してください。

糖質制限食に向かない人

すでに血糖降下薬やインスリン注射による治療を受けている人が糖質制限食を行うと、低血糖発作を起こす恐れがあるので、主治医に相談してから行います。

また、クアチニン値が高いなど腎臓の働きが低下している場合と、活動性のすい炎がある場合、肝硬変のある場合は、糖質制限食の適応とならないので行ってはいけません。


最近は、AGEが糖尿病の大きな要因になっているという調査報告があります。AGEを排泄するサプリと合わせて糖質制限食を実行すればより効果的です。
食品中のAGEも糖尿病の合併症を進行させる

糖質制限食の詳しい効果についてはこちら。

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